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丸の内ハウスがオープンし、丸の内に訪れるようになり、沖野さんの中でも“丸の内＝ビジネス街”というイメージが、少しずつ変わってきたという。
「丸の内に来るようになって気付いたのは、街の景観の素晴らしさですね。おそらく日本で１番だと思います。皇居と東京駅に挟まれた特殊なゾーンなので品がある。やっぱり、渋谷や六本木は景観という視点からだとレベルは低いです。シンガポールや上海のように、新しくてお金のある国は美しい。そんな世界の景観がよい都市とでも勝負できるのは丸の内くらいじゃないでしょうか」
DJとして「丸の内ハウス」という空間はどうだろうか。
「丸の内ハウスには、クラブに来てくれるようなマニアな方たちとは違い、仕事帰りの方や一般の方も多いので、分かりやすい選曲をしながらも、どうやって自分の世界に引き込むかという、駆け引きが楽しいです。例えば、僕はスティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソンも好きなんですが、そういった皆さんが知っているような曲をキッカケに、沖野ワールドに引き込むという感じです。僕のことを知っている人たちが集まるクラブとは違い、半分以上の方が僕のことを知らない訳ですから、そういった方々を振り向かせるという意味からも、DJとしてのスキルを問われる空間だと思いますね。丸の内ハウスだからこそ課せられるハードルみたいなものがあり、すごくやりがいがあります」
最後に、沖野さんなりの「丸の内ハウス」の魅力や楽しみ方なども伺った。
「丸の内ハウスは、ご飯だけを食べに来るという感じよりも、遊びに来るという感覚が近いと思うので、“食事をすることが遊びである”ということを実感して欲しいです。あとはテラスで夜景も楽しんでください。個人的には、この回遊性を活かして、僕と僕の友だちが各店舗でDJをしてみたいかな。それぞれのお店に合わせた選曲で、店ごとに音楽が違う。“沖野ファミリーで丸の内ハウスをジャックする”みたいな（笑）」
『Tokyo Crossover/Jazz Festival 2014 Pre Party』
KYOTO JAZZ MASSIVE 20th Anniversary
『KJM WORKS』&『KJM PLAYS』Release Party
今年のTCJFプレ・パーティには10回目にして初めて沖野好洋が登場！しかも、本編では見られない沖野修也との兄弟揃ってのKYOTO JAZZ MASSIVE DJセット。サポートDJは、KJMのデビューから東京で彼等を支えて来たSISTERS OF VIBEの中本綾子。更にこの日は、2枚の20周年記念コンピレーションのリリース・パーティも兼ねたスペシャルなイベントなだけに盛り上がりは必至です！！
Open 20:00 / Close 24:00 入場無料 DJ：KYOTO JAZZ MASSIVE , 中本綾子(Joyride)
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沖野 修也
クリエイティヴ・ディレクター／DJ／選曲家／執筆家／世界唯一の選曲評論家／Tokyo Crossover/Jazz Festival発起人/サウンド・ブランディングの第一人者。2014年、KYOTO JAZZ MASSIVEデビュー20周年を迎える。去る10月15日（水）には、20周年記念コンピレーションCD『KJM WORKS – Remixes & Re-edits』と『KJM PLAYS – Contemporary Classics』が2枚同時にリリースされた。来る11月9日（日）には、EX THEATER ROPPONGIで開催される”Tokyo Crossover/Jazz Festival 2014″で、デビュー20周年を記念したSpecial Liveが決定している。
http://www.kyotojazzmassive.com
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