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VOICE 11. | 2014.May | Hirofumi Kurino

VOICE 11.  栗野宏文(ユナイテッドアローズシニアアドバイザー)

Text_Yasuyuki Ouchi

 

 

 

 

今回のゲストは、ユナイテッドアローズの創業メンバーの1人であり、ファッション業界の重鎮でもある栗野宏文さん。丸の内ハウスとの関係も深く、来日する海外のお客様をもてなす場所として使用したり、DJとしても年に4回ほどプレイしているという。

 

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「実は、丸の内ハウスの音楽を担当しているスタッフが、昔一緒に「ツバキハウス」などに遊びに行っていた30年来の友だちなのです。僕が音楽好きなことを知っていたので、彼女が「DJをやってみないか」と声を掛けてくれたのが、丸の内ハウスでDJするようになったきっかけです。それが今から5年ほど前になるのですが、すごく雰囲気が良くて。その後もいろいろなところでプレイさせていただいていますが、ここが一番好きですね。海外から日本に来るデザイナーやジャーナリストなどのおもてなしの場所としても使わせてもらっています。DJとしてのもてなしは、ブラジルの方だったらブラジルの音楽、アフリカの方だったらアフリカの音楽をかけるようにして、その時々のゲストに合わせた選曲をしています」

 

 

 

特に丸の内ハウスに流れている空気が好きだという栗野さん。

 

「僕はファッション業界で仕事をしていますが、自分がファッションピープルだとは思ったことがないですし、ファッションピープルが集まるような場所は好きじゃないんです。ホテルもレストランもバーもそういった場所にはほとんど行きません。だから丸の内ハウスも、ファッショナブルな人がいる云々というよりも、日本を支えているビジネスピープルたちがいるというイメージ。仕事帰りの方がほとんどだと思いますが、皆さんリラックスしていて表情も素敵だし、自分流のおしゃれを楽しんでいらっしゃいます。DJをしていると、全然知らない方に声を掛けていただいたりして、普段はあまり接することのない職種など、あらゆるタイプの方がいる空間というのも面白いです」

 

 

 

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