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VOICE 06. | 2014.February | Masamichi Katayama

VOICE 06.  |  2014.February  |  Masamichi Katayama

 

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“丸の内の未来”をテーマに掲げてオープンした丸の内ハウスにとっては、まさに理想とするパーティであったことを片山さんに伝えると。

 

「それは嬉しいですね。 HENRY GOOD SEVENのインテリアデザインを担当させてもらった時も、 パーティを開催するのに使わせてもらった時も、両方すごく楽しかったです。海外のディベロッパーなどを丸の内ハウスに連れて行くと“ここは何の空間なんだ?”って驚きます。昼は丸の内のビジネスマンやOLのランチ場所として、 夕方からは夕食やバーとして、さらに夜にはDJが入ったりライブがあったり。顔がいろいろとあるのも良いですよね」

 

 

 

そんな丸の内ハウスの魅力を改め伺った。

 

「丸の内ハウスは今までの“丸の内”のイメージを一掃したんじゃないかな。 新しい価値やコミニュケーションを生み出し、 フロア全体が一つの街のような感じがする不思議な空間です。とりあえず一度来てみるとここの面白さがわかると思います。僕にとっての丸の内は、買い物は行くけど、遊びには行かない場所、ご飯は食べない場所だったんですが、 丸の内ハウスができてから変わりました。 オープンなスペースで、気負わず自分のペースで楽しめる居心地のいい場所です。もっとたくさんの人に遊びに来て欲しいですね」

 

 

 

片山さんは、今後の丸の内のさらなる発展にも期待しているという。

 

「商業や飲食という意味では、まだまだ新しい街だと思うんです。丸の内らしいビジネス感は残しながら、六本木でも青山でもない、独特のカルチャーができるといいですよね。 丸の内は丸の内ハウスができたことで客層がぐっと広がり、 街全体が面白いバランスになってきているのではないでしょうか。 インターナショナルな場所でもあるので、 オリジナリティをどんどん出していってもらいたいですね」

 

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片山 正通(かたやま まさみち)
株式会社ワンダーウォール代表、武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 教授 1966年岡山県生まれ。2000年に株式会社ワンダーウォールを設立。クライアントのコンセプトを具現化する自由な発想、また伝統や様式に敬意を払いつつ現代的要素を取り入れるそのバランス感覚が、国際的に高く評価されている。 2011年には武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授に就任。主なプロジェクトは、ユニクログローバル旗艦店(NY、パリ、銀座他)、NIKE原宿、100%ChocolateCafe.、 PASS THE BATON(丸の内、表参道)、THOM BROWNE. NEW YORK AOYAMA、MACKINTOSH(ロンドン、青山)、OZONE/リッツカールトン香港、INTERSECT BY LEXUS –TOKYOなど多数。
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