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VOICE 36. | 2016.February | MURO

 

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Text_Kana Yoshioka

 

 

今回のゲストは、キング・オブ・ディギンことMURO。レコードを掘らせたら日本一、世界の名立たるレコードマニアたちも一目置く、日本が世界に誇るDJだ。丸の内ハウスでは、これまでにファッションイベント「PEACEFUL JOURNEY」や、カウントダウンパーティのDJとして出演。ジャンルを超え、世界中のあらゆるグルヴィーでファンキーなサウンドを選曲するDJスタイルは、音楽活動30年を迎えた現在も、多くのファンを引き付けて止まない。昨年は待望のベイビーも誕生。1月27日には、3タイトル同時にリリースが決まっているノリに乗ったMUROに、ここ最近の近状を聞いてみた。

 

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丸の内を含めた、東京駅周辺での思い出はありますか?

 

「DJで地方へ行くときは、東京駅から新幹線を使うことがほとんどだから、たいてい商業施設の地下街で弁当を買っていたんです。だから一時期は開発工事で弁当を買えなくなってしまっていたんですけど、その後に地下街が復活したので、今では発着の一時間前に東京駅に来るようになりました(笑)。東京駅周辺も、昔に比べて変わったよね。丸の内に来るのは「コットンクラブ」のライヴを観に行くときくらいかな? 丸の内はやっぱりオフィス街のイメージがありますね。」

 

 

 

丸の内ハウスでは「PEACEFUL JOURNEY」や、年末カウントダウン・パーティでDJをされましたがいかがでしたか?

 

「最高に楽しかったですね。自分がいつもやっているところとの雰囲気とは全然違ったし、クラブとは違う感覚で曲も選べたし。カウントダウンの日はDJ NORIさんと一緒だったんですけど、遊びに来ている人たちの年齢層を見て、NORIさんは’70年代の選曲を、僕は’80年代のUSヒットチャートに入っているような曲をメインにかけたんですよ。DJをしているとバルコニーが見えたりして、こういう場所って、東京にあるようでなかったなとか思いながらDJをしました。」

 

 

 

 

昨年で音楽活動30周年を迎えられましたが、気分はどうですか?

 

「30周年というのも大きいですけど、昨年は子供が生まれたということが1番大きかったかな。これまでは、たいてい同じことを繰り返していることが多かったんですけど、子供ができてからは初めてのことばかりで、ジェットコースターみたいに、止まんない~! みたいな(笑)。音楽に接する時間が現実的に少なくなった分、接しているときの時間を凄く大切に使うようになりました。集中する時間が短くなった分、その時は頭も回転するし、より集中するというか。子供と接している時は、やっぱりもうデレデレしっぱなしだよね(笑)。昔は、子供ができたら音楽に対する考えが変わるだろうから、それは無理だから結婚はできないと思っていたんですよ。でも実際に結婚して、子供が生まれたら「これだよ!」みたいな。」

 

 

 

 

アーティストやクリエイターなど、自分の世界観を保ちたい職業の人たちは、結婚に関して考えることがあるみたいですね。

 

「自分もそこは考えていました。でも今はすべてオーライにしていかなくてはいけない。あのね、子供を連れてレコードを探しに来るパパが凄く増えたの。なんか微笑ましいなと。子供ができたからレコードを買うのを止めるんじゃなくて、好きな人はパパになっても好きなんだな、それは同じなんだなと思うと嬉しくなりますね。家でレコードをかけていると、興味があるのか子供が寄って来るんですよ。今は凄くアクティヴな時期だから、今のうちに踊ることを教えてあげられたらいいなと思っています。キッズダンスとか、親子で一緒にできることをやれたらいいですね。ブレイクダンスとか、ポッピングとか。それを自分の選んだ曲で子供が踊ってくれたら最高だなと。自分自身も聴く時間がもてるしね(笑)。」

 

 

 

 

キッズにブレイクダンスっていいですね(笑)

 

「お正月に、たまたま『ビートストリート』を見直したんですよ。大阪に行ったときに、たまたまボックスセットでDVDが売っていて買ったんですけど、映画の中に凄くいろいろなことが詰まっていて、ああやっぱり良いなあと思って。あの時、自分は感じた衝撃って凄かったんだよなとか、小さな頃パントマイムやタップダンスが好きで、大きくなったらやってみたいなと思っていたことを思い出して。でもDJ KRUSHが僕に「これは?」 ってマイクを渡してくれたからMCをやっちゃったんですけど(笑)。でも今、子供と一緒に何か1から覚えるんだったら、ダンスがいいなと思っています。」

 

 

 

 

 

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