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HOUSE TRIBUNE

 

 

FASHION TALK “ALDEN”@(marunouchi)HOUSE Library

 

東京を代表するファッションシーンが丸の内に集結!

今話題のファッションシーンが丸の内に集結するレギュラーパーティー”PEACEFUL JOURNEY Vol,1″がローンチ!DJ、クリエイティヴ・ディレクター、執筆家などさまざまな肩書をもつ沖野修也によるDJプレイをはじめ、FASHON TALKと称して、東京を代表する人気セレクトショップでバイヤー・ディレクターを務める重鎮達が集結し、アメリカの老舗シューズブランド”ALDEN”をテーマにした夜の座談会を決行。 BEAMSから、土井地氏、中田氏、UNITED ARROWS 内山氏、小木”Poggy”基史氏、WILD LIFE TAILOR 迫村氏、そしてALDENの日本代理店を務めるLAKOTA 血脇氏が登場。秋の夜長、丸の内でここだけでしか聞けない熱いトークが繰り広げられた。

 

FASHION TALK “ALDEN”@(marunouchi)HOUSE Library

 

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土井地博(以下、土井地):第一回目となるPEACEFUL JOURNEY、新しい夜の遊び場である、この丸の内をファッションで盛り上げようという企画が、はじまりました。今日は、BEAMS、UNITED ARROWS、WILD LIFE TAILOR、LAKOTA、東京を代表する人気セレクトショップのバイヤー、ディレクターが集まったので、”ALDEN”というシューズブランドの話を真面目に話したいと思ってます。司会は僕、BEAMS 土井地と、UNITED ARROWS小木さんで進行します。夜にお酒片手にDJプレイを聞きながら、こんな真面目な話でいいのかなとも思いますが、たまには、堅い話もしながら、ざっくばらんなファッション談義楽しんで聞いてください。ではまずは自己紹介から。

 

中田慎介(以下、中田):BEAMSのメンズカジュアルのチーフバイヤーをしています中田です。

迫村岳(以下、迫村):アダムエロペメンズ、ビオトープ、WILD LIFE TAILORのバイヤーをしています。

内山省治(以下、内山):司会の小木さんとチームでバイイングしています。UNITED ARROWS 内山です。

血脇弾(以下、血脇):LAKOTA 血脇です。”ALDEN”の代理店をやっています。

小木”Poggy”基史(以下、小木):UNITED ARROWSバイヤー小木です。ポギーと呼ばれてます。

 

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ALDENの歴史が語る、一足の靴の魅力とは

 

 土井地:今日はなぜ、”ALDEN(オールデン)”の話をしようということになったかというと、丸の内界隈にお店がある各社の共通項は何か?とみんな考えた時、“男の人は足元”とか“カバン”、“時計”と世に言われていますが、そんな話のきっかけで「”ALDEN”履く人最近多いよね」っていう話が上がったんです。ALDENの靴は各社取扱っているしALDENの着こなしとか、ALDENと知り合ったきっかけなどの話をしたら面白いかなと思ったのがきっかけ。話が堅くなってしまうかもしれないけど、こういう機会ありそうでないので、みなさんと一緒に話してみようと思います。そんなALDENの代理店をしている血脇さんが色々なアーカイブを持って来てくれているので、まずはご紹介から。

 

血脇:”ALDEN”は1884年に設立され、1931年に現在の4代目が継いでおり、1969年の移転以来、マサチューセッツ州のミドルボロウというところに会社があります。

 

土井地:日本に初めてALDENが入って来たのはいつ頃ですか?

 

血脇: 1976年BEAMSの設立時です。その時初めて入って来たのが、1955年製のカーフのローファー。木型自体のバンラストは、1930年代からあったものですが、パターンと木型を変更しつつ完成したのが1955年だった。

 

土井地:内山さん、今日はスーツにALDENを合わせたスタイルですが着こなしのポイントは?

 

内山:まさかそこ、ふられるとは!(笑)答えにくいですけど、正直に話すと考えてないんですよね。僕がALDENを好きになったのは、初めて履いた14歳の時に譲ってもらって以来。スニーカーやレッドウィングなど色んな靴を履いている中の一つでALDENを履いていて、自分の中ではスニーカーもブーツもALDENも変わらない。スーツは自分の中で好きなスタイルなので、もちろんTPOはありますが、色々なスーツスタイルを楽しむアイテムの一つとして、ALDENを合わせています。

 

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土井地: ALDENは、スニーカー感覚で履けて、かつ履いた時の安定感もあるから疲れないですよね。みなさん出張が多いと思いますが、迫村さん、履き心地は全然違いますか?

 

迫村:そうですね。ALDENに限らず革靴は、何足も持っていますが、買い付けで海外出張に行く時、大体持って行くのは、モデファイドラストのALDEN。土井地さんが話していたように履き心地がいいので、革靴の中で一番歩ける靴。自分の中では、ニューバランスのスニーカーと感覚が近いです。

 

土井地:そういう人多いですよね。流行っているからとか定番だからっていうよりは、履きやすいから履いている人多いのかもしれない。小木くんもやっぱりそうですか?

 

小木:僕は、終電がなくなると職場の原宿から自宅まで2時間半かけて歩いて帰る事があるんです。何度も歩く中で、一番歩きやすかったのが、ALDENの靴でしたね(笑)。最初は堅くて履いて行くうちに足に馴染んでくるものが多いけど、ALDENは最初から馴染むような気がする。それはなぜですか?

 

血脇:ソール全体に天然のコルクを貼っているんです。こういう作り方をしている靴は、今少ないと言われています。一度履くと、そのコルクのところにその人の足形が記憶される。コルクには年数とともに崩れないよう特殊なオイルを塗っていて、持続させるよう施されています。これがあるからソールを交換しても見た目は新品同様に生まれ変わりますが、履き心地は元のままを保つことができるんです。

 

FASHION TALK “ALDEN”@(marunouchi)HOUSE Library

 

小木:(コルクソールを触って)なんかべたべたしますね。

 

血脇:それがオイルです。コルクがバラバラに崩れないようにしているんです。大体年数が経った靴のソールをはがした時は、そのコルクがぼろぼろになってしまっているんです。その点ALDENは、コルクの持ちが全然違う。

 

土井地:ビルケンシュトックは、元々健康サンダルであるにも関わらずファッションアイテムとして浸透しています。もちろんファッションとしても良いけれど、何より履き心地が良くて楽!一度履いてしまうとその楽さゆえ他のものが履けなくなってしまうほど。ALDENもそんな健康という意識に近い部分があるのかな?

 

血脇:正直デザインは武骨で男っぽくて、決してかっこ良い方ではないので、履き心地に惹かれて買われる方が多いです。そういう意味で人気がずっと続いているとも思います。デザインは1950年代から変わらない。だからこそ今も昔も、この先も変わらずに履ける靴なんだと思います。

 

 

 

 

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