今、開催中の「おいしい鳥取in丸の内ハウス」。もういらっしゃいましたか?
鳥取県の美味なる食材を使ったスペシャルメニューが、丸の内ハウス全9店で味わえるといううれしい企画です。29日(日)までの期間限定なので、この週末あたりにぜひ足を運んでみてくださいね。
さて、今回は24日(火)に丸の内ハウス・サロンルームで開かれた「おいしい鳥取特別セミナー」を体験してきました!
テーマは「純米酒県・鳥取!酒米強力を飲み比べる」。鳥取の酒米、強力(ごうりき)を使った純米酒に触れられる!とわくわくした気分で向かいました。
午後7時、日本酒がずらりと並んだ会場には、30人ほどのお客様が続々と到着。空席が見当たらないほどの盛況ぶりです。入ると、鳥取県酒造組合を代表していらした千代むすび酒造の岡空晴夫社長から、ウェルカムドリンクとして「千代むすび純米吟醸強力」が振る舞われました!
講師は米の酒と食の研究家、「純米酒BOOK」(グラフ社)著者の山本洋子さん。純米酒を愛する山本さんはなんと鳥取・境港市出身。「鳥取は魚が豊富で、純米酒にぴったりのおいしいそば処も多いんですよ」とお酒のことだけではなく、故郷である鳥取県の魅力についてもユーモアを交えながら熱く語ってくれました。
もちろん、メインテーマは純米酒。
日本酒のなかでも米、米麹、水だけが原料の純米酒は米の持ち味がよく出るお酒。
山本さんによると、鳥取の生産する日本酒のうち、35%が純米酒。これは全国平均の3倍以上ということで、鳥取は純米酒王国だそうなのです。

今回講師を務めた山本洋子さん(左)と千代むすび酒造の岡空社長


と、話を聞き入っている参加者の皆さんのところにお酒が! 中川酒造の「いなば鶴 ろくまる純米強力」です。常温のものとお燗したものを比べてほしいと、2種が配られました。常温はすっきりした印象でしたが、お燗はふっくらまろやかな味わいが。同じお酒でも、温度でこんなにも違うとは驚きです!「純米酒のお燗は最高! お燗することで香りも味わいも増し、体を温めてくれます」と山本さんもいち押しです。寒くなるこれからの季節にぴったりですね。
おつまみとして鳥取名産の豆腐ちくわと生干しホタルイカも登場。鳥取県さん、太っ腹です!おつまみを片手に、皆さんの表情もだいぶゆるまれたような‥


今日の主役、強力についても山本さんから解説がありました。一時期は6,000haほど栽培されていた酒米でしたが、1反あたりの収穫量の少なさ、高すぎる背丈、大粒のために倒れやすいなどの理由から、昭和29年ごろを最後に栽培されなくなってしまい、幻の酒米となったそうです。その幻の米が鳥取市の中川酒造の中川盛雄氏が「地元の品種で作った酒でなければ本当の地酒ではない」と奔走したおかげで復活。平成2年に強力米を使った酒が出来上がりました。現在は9蔵が強力米による酒造りをしているそうです。強力は熟成させた方が味にふくらみが出るそうで、お燗した方がよりおいしいのだとか。(左の写真は稲。いちばん右側が強力で、丈の長さがわかります)
とても貴重で歴史ある米、強力。原料である米にまで思いをはせながらいただくと、またひと味違う味わいです。そう、先にテイスティングしたお酒は中川酒造のものでした!

さて、山本さんによる講演が終わり、試飲タイムに。
12種類の強力を使った純米酒を自由にテイスティングできるとあって、一気に会場はヒートアップ! これだけの強力純米酒を一度に味わえる機会、なかなかありません。皆さん、熱心に飲み比べをされています。
どのお酒もそれぞれ個性があり、美味でした。またゆっくり飲まなくちゃ。
午後8時半、楽しく、勉強にもなったテイスティングも終え、皆さん大満足のご様子。鳥取の酒や食の豊かさを実感できたようです。「今度は鳥取に行って、酒蔵めぐりをしたい!」という声も聞こえてきました。
鳥取県の食の奥深さ、まだご存知ない方は、まずはぜひ丸の内ハウスへお越しください!
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おいしい鳥取in丸の内ハウス
鳥取県のおいしい食材を使った特別メニューを丸の内ハウス9店舗でご提供します。野菜から魚、肉、卵などこだわりの食材が各店のアイディアと技で大変身!丸の内で鳥取の味を食べ尽くすことのできる12日間です。
期間:11月18日(水)〜29日(日)
場所:丸の内ハウス 各店
お問い合わせ:丸の内コールセンター 03-5218-5100(受付11:00~21:00、日・祝・連休最終日~20:00)
