10月1日は「日本酒の日」。
ハテ、どんな語呂合わせ?と思いきや、由緒正しきお説があるそうで。
酒、酔、醸など、お酒にまつわる漢字には“酉(とり)”が共通しており、十二支では10番目。
また、1965年以前は酒造年度が10月1日からと決められていたことから、蔵元ではこの日を“酒造元旦”として祝い1978年から“日本酒の日”に定めた。
というわけで、われらが丸の内ハウス各店では、蔵元と酒販店の団体「和醸和楽」協賛により一大日本酒キャンペーン「SAKE TIME」を開催。
期間中、どのお店でも、お料理に合う日本酒をいただけます。
でも、限られた期間・9店もある中どこから試したら…
とお悩みの方のために。やってきました、体を張った一晩9店全制覇!
酒造元旦10月1日。
暮れなずむ大都会の夜景を背に、「飲む前にノムっ」漢方ドリンクとヘパ●ーゼでがっちり内臓武装。
ここは飲めども尽きぬ泉、必ずや飲みすぎる命がけの闘いになるに違いない…という畏れと期待を胸に、
万全の態勢で出陣!
まずはレトロモダンな洋食屋さん 自由ヶ丘グリル から。
蓮根キンピラ+ぱりぱりトルティーヤ生地がオツな和風ピザ(800円)とともに、しずしずと運ばれてくる利き酒セット。
えっ、グラス3杯500円!いーーんですか!? という価格設定に狂喜しつつ(←まだ序盤ゆえ)、まずはひと口。
「醸し人九平次 純米大吟醸・彼の地」は、南国フルーツさながらの華やかな香り・どっしりしたコク・さわやかなあと口で、初っ端から強烈なインパクト。うまっ!これなら洋食にも合うかも。
続いて「東洋美人・愛山」。白ワイン的スッキリ感とみずみずしさ、スイスイいけます(ピザもパクパク)。3番目「國権・てふ 純米生貯蔵酒」は、ふわっと甘い米の香とさっぱり飲み口でこれまたイケる。3種類それぞれの味わいがまったく違って楽しい&お・い・し・い!!
ああっ他のメニューも食べたーい…と早くも後ろ髪ひかれつつ、次のお店へ。上質な食材を使ったシンプルイタリアン ander 。
ここでは36カ月熟成のとろける生ハムを肴に、有名どころ「十四代 純米吟醸 酒未来」。さすがの味わいというべきか、フレッシュかつ穏やかな米の香にジューシィな甘みが、生ハム独特の熟成香にベストマッチ。調子づいて、派手な美女を思わせる「南部美人 純米吟醸流転」、柑橘香がシャープな「御湖鶴 ひとごごち純米」(ともにグラス600円)を次々に。
にしても“流転”とか“ひとごこち”とか、お酒のネーミングって面白いわぁ…などとひとりごちていると酔いが回りそうゆえ、あわてて次へ。
おおっ!盛り上がっております~、なノリノリムード満開のスパニッシュイタリアン RIGOLETTO 。タパス(すべて500円)×日本酒(グラス600円)の国際結婚やいかに?
「ホッキ貝と白菜のセビーチェ」は浅漬け風白菜に隠し味の柚子胡椒が効いて、豊かな米の香漂う「飛露喜 純米吟醸」やキリリとクールな「五凛 純米」とも相性ばっちり!
日本酒大好き♡というスタッフのTAKESHIさんによると「オリーブオイルのかかったカルパッチョなんかも、醤油をチラッとかけると日本酒に合うんですよ」。まーナルホドー、勉強になるねぇ…とうなづいていると、初日限定のイベント会場がやや空いたとの報せ。いざ!

バー ROCK AROUND THE CLOCK のカウンターはトップの写真の通り。壮観!!和醸和楽の方々が、お酒の特徴やフードとのマリアージュをレクチャー(しかも無料!)とあって、会場内は押すな押すなの大混雑。美酒の酔いも加わり、ものすごい熱気です。
あっ、馬刺し発見!人の間を縫ってカウンターに突撃!!振り返ってお酒カウンターへ行けば、馬刺しには究極の食中酒といわれる「宝剣 純米吟醸」が合う、とのこと。
確かに!極上のトロのような馬刺しと、上品でフルーティな香りにキレを備えた「宝剣」、すご~く合う~♡
思わず振り返って馬刺しもうひと切れ、止まらないおいしさ!!
隣のカウンターの松戸トマトもGET。これはさわやか吟醸香の「日高見 純米吟醸」で。
口の中さっぱり、リフレッシュしたところで、次!!
かなり酔っ払ってきました。(注:10/1のみROCK AROUND THE CLOCKにて利き酒がありました。10/2からは来夢来人と同じお酒が楽しめます。)
ゆったりラウンジダイニング HENRY GOOD SEVEN に行ったら寝ちゃいそう…と危惧したものの、ドーンと大きな岩牡蠣で一気にテンションアップ!
ああっ、ここにも利き酒セットが。選べる4種類は「鳳凰美田」「佐久の花」「東洋美人」「裏・臥山流」。人気のスウィーツにも合うように、と香り華やかな飲みやすいものを揃えているとか。うーん、そういえば「鳳凰美田」や「東洋美人」にはアメのような甘みも…。
ますます奥が深いよ、と感じ入ったところで続いて。
ダイニング SO TIRED。
これ何軒目なんでしょうか…MY肝臓もリトルTIRED。しかしメニューを見ればまだまだ食べたくなる品々+これまた利き酒セット。ここまで来たら、もーどんどん持ってきて!と、 はまぐりの酒蒸しにはシェリー酒みたいな香りの「土佐しらぎく」、黒豚チャーシュー(1200円)には乳酸菌的旨みをもつ「乾坤一」を。「三井の寿」「鳳凰美田」も並び、それぞれの個性を愉しんでいるそばからすぐ忘れまた味見…のループにはまり、大量のアルコールを摂取。
えーっと…あと何軒?
お腹いっぱい・お酒満タンと肩で息をしていても、ダシ関係は入るもんです。
ソバキチ で胃の腑にしみ込む夜鳴き蕎麦(1,000円)。牛バラ肉に覆われた熱々のつゆ、鼻をくすぐるかつおぶし香。しみじみうまい、と啜りつつ「田酒 特別純米」をひと口。長芋とカラスミを合わせた肴にも合う、パンチの効いた味わい。「磯自慢 別撰本醸造」「黒龍 特別吟醸」と、蕎麦と肴に合う銘酒ぞろいで、ますます深まる酔いと宵…。
でも、まだ、未踏の地が。行かなくちゃ…。
昭和レトロと懐メロカラオケがいやがうえにも郷愁を誘う、スナック 来夢来人 でひと休み。飽食の後の乾きものは格別。そろそろハイボールでも飲りたいところをグッと堪えてキリッとした「五凛 純米」をリピート。相当あやしくなってる味覚でも、うまいっ!てことだけはわかる!! 日本酒万歳!!!
ついに来た最後の店 MUS MUS !!
日本各地からの美味を囲んで、これでもかとばかりに出てくるお酒たちがぼんやりした視界に映ります。
「ああ…これでラスト。やり遂げた!!」という解放感も手伝って、満腹中枢故障状態で飲み食い。
もはやここでどれだけ飲んだか覚えていませんが、締めに食した「烏骨鶏の卵かけごはん(980円)」のおいしさ。忘れられません…。
以上、所要時間7時間・合計20ン杯を飲み切った、丸の内日本酒マラソン。
乱暴な総論ですが、まあ「うまい日本酒は何にでも合う!」ってことでしょうか。
「SAKE CIRCUITキャンペーン」は12日まで。皆さまのお店選びの一助となれば幸いです。
文と写真:snuko & kikasaru
SAKE TIME in (marunouchi) HOUSE
「日本酒の日」のキャンペーンとして丸の内ハウス全店で各店舗がチョイスしたお酒や、「利き酒セット」が期間限定のお手ごろ価格でご提供します。和醸和楽に参加する人気蔵元20蔵の日本酒2〜3銘柄と、そのお酒にあうおつまみ。各店を廻ればさまざまな日本酒を堪能することができます。なかなか手に入りにくい銘柄にであえるかも・・・。(イベント概要はこちら)
期間:2009年10月1日(木)~10月12日(月・祝)
場所: 丸の内ハウス 各店
お問い合せ:丸の内コールセンター 03-5218-5100
(受付11:00~21:00、日・祝・連休最終日~20:00)

